2018/07/12 16:46


「最初は靴とか下駄がプカプカ浮いて面白かってん。せやけど、あっという間に軒下まで浸かったわ」

「水に浸かった物は何一つ使われへん…」

「全部ほかしたわ…」


1961(昭和36)年、高知県室戸岬に上陸し、

大阪湾を襲った第二室戸台風で、大きな洪水の被害に遭った母。


お腹の中には私がいる身重で、さぞかし不安だったことでしょう。

連日報道される広島や岡山の水害の映像を見るたび、

母の言葉が頭の中に浮かんできます。

住み慣れた家屋が土砂や大水でめちゃめちゃになり、途方に暮れる住民の方々…。

若い頃なら一からの出直しも可能かもしれません。


しかし人生半ばを過ぎて、ゼロからの再出発は本当に辛い。辛すぎます。


被災した地域以外の皆さんも、何か力になれることはないかと、心を痛めているに違いありません。


「まさか、ここまでひどいことになるとは思わなかった…」


マイクを向けられた方の悲痛な言葉の中に

「明日は我が身か」と、背筋が凍りつき、深いお悔みの思いがこみ上げてきます。



災害が多いこの頃の日本。


毎年のように「今まで経験したことのない記録的豪雨」や「史上類を見ない降水量」など、


過去の経験だけでは対処しようのない気象の変化が起こっています。災害は大雨や台風だけではありません。


専門家によると、西日本に震源がある「南海トラフ地震」の30年発生確率は


7080%」に見直され、他の県でも数値が見直されました。日本中どこも安全な時はないそうです。


他人事ではない現実をしっかり見据えて、


防災グッズなどの備えや、万が一を想定した精神的余力を蓄えておきたいものです。



~財力で物は買い直せても、写真だけは戻らない~


被災された皆さんが一番に悔やまれるのは、思い出の写真が無くなってしまったこと。

写真だけは、お金があっても取り戻せません…。

思い出の家族写真などは、時間のある時にグーグルフォトなどの

クラウドサービスに保存しておきましょう。

https://www.google.co.jp/


テレビの映像を見ていると、突然水かさが増えたために、

身体一つで逃げて、その後救助された人が多いですね。

今回の教訓をいかして、常にリュックの中には避難道具と貴重品をまとめておくことも忘れずに。

河川の側や山のふもとにお住まいの方は、

2階にも防災グッズをカバンに詰めて、持ち運びしやすい所に常備することをオススメします。


災害時に慌てないために、こちらのサイトも添付しておきますね。


http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/egao/sonae/attitude.html(東京海上日動HPより)


http://sonaeru.jp/goods/goods-list/evacuation/g-39/ (備えるJPより)


難を逃れ、ようやく避難所に辿り着いた後は、

多くの人が「不眠」に悩まされます。

環境の激変によるショック、いつまで続くのかという精神的苦痛、悲しい別れ、酷暑や寒さ、足音、そしてこれから先の不安…。


眠れなくて当たり前の状況が続いてしまいます。

避難所での生活も大変なことと思いますが、

体調を崩さないよう、時間は関係なしに眠気を感じたら目を閉じてみてください。

これからしばらくは、様々な局面で冷静な判断が必要とされる日々が続きます。

熟睡できなくても目を閉じて頭の中をクールダウン。

耳からの音は無理でも、視界からの情報を少しでも遮断して、

できるだけ脳内をクリアに保ちましょう。


今回の水害で被災されたみな様には、心よりお見舞い申し上げます。

思いがけない深刻な事態に遭われ、大変なご傷心のこととお察しいたします。

被災した地域の一刻も早いインフラの再建と、

皆さま方が元の日常生活に戻ますようお祈りしています。


                                GUGUライフ代表 手島 泉