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2018/02/28 16:46

低体温の原因の9割は筋肉量の低下と考えられます。
50
年前と今では日本人の体温の平均は0.7度近く下がっています。
その理由の1つとして、現在のライフスタイルが、明らかな運動不足になっていることが挙げられます。
家事ひとつをとっても、50年前はすべて手作業で掃除、洗濯、料理などを行い、その上で畑仕事をするなど、日常的な運動量が大変多かったのです。
それに比べ、現代の生活では、乗り物や家電の充実によって日常生活における運動量は低下しています。

運動量の低下にともなって、筋肉量が減少します。筋肉は人体最大の熱産生器官ですから、筋肉が少なくなると、体温も下がり、基礎代謝も下がります。基礎代謝とはじっとしているときでも体内でエネルギーを消費していること。基礎代謝が落ちれば、カロリーが消費されにくくなって、内臓脂肪が増加してしまうのです。

この内臓脂肪組織から、20種類以上の悪玉ホルモン(アディポサイトカイン)が分泌されていることがわかっています。これらが血管に炎症をもたらすことにより血栓を作りやすくなったり、インスリンの働きを弱めてしまうことにより、がんや高血圧、糖尿病の元凶となることが解明されています。
加齢とともに基礎代謝は落ちていきますから、筋肉量を増やすことはあらゆる病気対策に必要なのです。

そう!年齢だからと自分で諦めないで身体を動かしてみましょう。
私自身もこどものころからの運動音痴。
加え15年ほど前に腰部椎間板ヘルニアを患ったことで、足にきつい痺れが残っています。
どうしても【運動を習慣づける】ことから遠ざかっていました。
結果、体重は年齢とともに増加・・・もう一度おしゃれをしたい!ジム通いを始めました。
3カ月過ぎたころから体重が落ちはじめ、半年過ぎた頃には10年前の体重に戻っていました。
もちろん、血行がよくなり、手足の冷えを感じることが少なくなりました。

時間がない・・・・
いまさら運動なんて・・・・・
大丈夫! 運動を始めたらジムに通うのも楽しくなりますから。

寝たきりになった老人のリハビリにも、電気刺激(EMS)で筋肉に刺激を与えることから始まるのです。
やがて、起き上がることができ、すこしづつスクワットを始めたりして歩行ができるように向上してゆきます。
一生涯筋肉を鍛えることは大切。
いくつになっていても、今日から始めれば良いんです。

病気にならず、健康で毎日を過ごすために、ぜひ毎日の生活に運動を取りいれてくださいね。
運動を始めたらもちろん眠りの質も良くなります。
私もジムに出かけた夜は必ず美睡を飲みます。
疲れた筋肉疲労を回復するのも眠り。
もちろん質の良い睡眠はダイエットに拍車をかけてくれます。
ぜひお試しください。